merry go round

文章を書くのはあまり得意ではありません

それでは聴いて下さい。「1曲目から死刑宣告」

ポルノグラフィティさんっていうなんか、すっごい、めっちゃかっこいいバンドの新譜、BUTTERFLY EFFECTってなんて略してます?

BE?バタエフェ?バタフライ?バタエフ?バタフェ?

なんでもかんでも略そうとするのは現代っ子の良くない所ですが、今回ツアーも同名だったからなおさら愛称ないと呼びにくくないですか。

ちょうちょかな?ちょうちょツアー。(高校生時代頭の上に)ちょうちょ(飛んでるくらいのほほんとしてた人が真ん中で歌う)ツアー。

そういえば昔ヴィレッジヴァンガードの事を「Vanguard(超発音)」と呼んでいる超レアケースな人を見て上級者感を感じたのでそれに倣って「effect(超発音)」と呼ぶことにします。

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というわけでバタフライエフェクトツアー完走本当にお疲れさまでした、おめでとうございました、ありがとうございました。エグいツアーだった…

ツアーなんですけどね、計4公演行きました。私にしては少ない。

特にレポートになるような文章は書けないんでただの感想文です。

もちろんネタバレ含。しかも殴り書きで思いついた順に書いてるし文体定まってないからめちゃ読みづらいです。個人的メモを覗き見する気持ちでどうぞ。結構長いです。

 4公演ぶんの記憶ごちゃまぜです。ただしベースは最初に参戦した川崎公演。

 

 

 

 

ツアー全体通して今回かなり衝撃なのはその演出でありましょう。

ステージ前方にかかるスクリーンが今回の演出のキモだったと思う。

「スクリーンに投影される映像」と、「実際のステージ上の光景」が重なり合ったり、シンクロしたり。演出界の二重人格や~!

なにあれどうなっているの?我々は何を見ているの?ここはどこ私は誰?ってなりそう。

何を言っているのかわからねえと思うが俺も何をされたのか分からなかった。頭がおかしくなりそうだった。

 

 

まずね、セトリ一発目が夜間飛行。

もうこの時点でなんかこう…アレじゃん。我々を殺しにかかってるとしか思えないじゃん。ツアーの1曲目にアッパーソングを持ってこないの初めて…?挑戦的すぎ。この時点でもう「好き…」ってなりました。「5分でわかる!進化を止めないポルノグラフィティ」~!!って感じ。尊さ測定器5000兆点。ちなみに今のところアルバムで一番好きな曲です。

あの最初のトゥレレェン…っていう入りを聴いた瞬間から我々は彼らによって夜間飛行へと連れ出されてるに違いない。トゥレレェン…で一気に空気感が変わる。引き込まれる。

 「夜間飛行」の最中にスクリーンに映るのはオイルアートの様な、光が降るような映像。水模様にも見えたけど。ロールシャッハテストかな?と思ったけど違いました

 

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ロールシャッハテスト

 

あの映像…「上から下」へ降る模様、飛行機が飛び立つとき窓から見た景色をイメージしてる説を提唱してみる。周りの景色が下に流れていく(=離陸)を表現してるのでは…?そうだとするとだ。最後のサビ前「君はいない FLY」の後、光の動きが「下から上」に方向を変えるのは非常にニクいです。窓から見た景色は上へと流れ、今度は着陸へ向かって…夜間飛行の終わり?(※個人的見解です)カァァァアアアア~~~~ッ!!ずるい!ずるすぎるぜぽるのさんよ!

そしてこの曲の間スクリーン映像の向こう側に透けて見えるのは岡野さんと新藤さんの二人だけという激アツさ。サポはそのまた裏のスクリーンにかくれんぼしてました。

しかし最後のデェェェン…が終わるまで拍手は待って欲しかった。みんな拍手入れてた。私1人だけ真顔で鼻息荒くしてた。

個人的にはざうぇいぶりの生ポルノワンマン、一発目にこの曲を持ってこられて、泣きたくても泣けませんでした。予想をいい意味で裏切られすぎた。ええ…これ中盤のあのだいたい盛り上がったあとの「聴かせる」ゾーンのなんかこう良い感じ~~のところにぶち込む曲じゃなかったの…?お前の予想通りにはいかせねーよってか。イケメンかよ。

 

2曲目は前半(montage)と後半(LiAR)で変わったようでした。名古屋初日で初めて後半公演参戦したとき、まさかここが変わってると思わなくて文字通り膝から崩れ落ちたし、隣にいたまゆさんに「なんで!!なんでこんな大事なことを黙ってたんだァァァァ~~~!」と謎の八つ当たりをかましてしまった。その節はすみませんでした。

この辺りではスクリーンは半分上がった状態で、メンバーの上にスクリーンがあるような状態。前・後半行って驚いたのは、曲目変更に合わせてスクリーンに映る映像も変わってたこと。演出もろとも変更してしまうとはなんたることぞ。恐ろしやポルノグラフィティ

montageの時はカメラのシャッター音(キシー!キシー!)に合わせてメンバー二人(くそドアップ)の顔写真がmontangeされていく映像に続いて曲が始まってましたね。曲中映像は歴代のアー写やサポメンの写真がスライドショーみたいになって流れてました。出口調査によると、康兵さんの写真の満面の笑みがやたら印象に残った人は78.7%でした。ちなみに嘘です。後半もいいけど前半セトリも円盤化お願いします。あ、LiARは真赤な唇のセクシーなお姉ちゃんの映像でした。

続いて真っ白な灰になるまで燃やし尽くせさんのお出まし。昭仁さんCDの5倍くらいの威力で歌ってて、え、この人大丈夫?血管切れない?って思った。でもカラダは正直だぜ…自然に腕が上がっちまう…あ、「同じように手を叩いた」のとこでマイク持ってるほうの手首をシャンシャン叩いてて可愛かったです。

後半に限りますがLiAR→真っ白な灰になるまで…の流れは両A面の流れ踏襲と共に、真っ赤な嘘→真っ白な灰の対比の様でとても美しかった。

 

この後MCタイム。タスクさんの紹介。

川崎公演にて、広島出身だと紹介を受けたたすくさん。昭仁さんに「にしては全然広島弁喋らんよね?」と聞かれ、「いや、敬語で話すと広島弁出しづらくないッスか…」と言ったところ、晴一さんに「おまぁーライブ序盤なんじゃけもっと声張らまぁ!!」と話の流れに全く関係ないつっこみを入れられていてめっちゃドンマイでした。

そういや晴一さんこの辺りで、1月公演の間は「1月中は、チケット代に、お年玉を上乗せしたライヴをお届けしています!」と主張してらっしゃいました。

つづいて昭仁さんが導く「ポルノの18年の歴史」コーナーへ。

 

ワールド☆サタデーグラフティでは歌いだし「土曜日なのに雨だね」が各土地のその日の天気バージョンになってて、毎回原型全く留めてないのが最高に好きでした。「月曜日なのに晴れてる~ここは〇〇(地名)だよね1人じゃなァい↑ッ」

この曲、多幸感に溢れててみんな笑顔で飛び跳ねてた。手拍子煽りまくる光景みて「ポルノのライヴや…!」と実感する。1曲目の絶望感(褒めてる)はどこへやらって感じでした。ありがとうワルサタちゃん。名古屋でラスサビの「上海ニハオLADY」をフライングした昭仁さん最高に愛おしかったぜ。

ダリア。これ毎回思うんですが裏打ちですよね?まあ自由だからどっちでもいいんだけど、みんな揃いも揃って表打ちしてるから毎回びびる。たすくさんは裏打ちリズムでヘドバンしてたよ!?たまに裏で上げてる人見ると同志見つけた気分になって肩組みに行きたくなる。あと照明がとっても綺麗でした。紫と緑だったりオレンジと青だったり、対偶にある色を持ってきたのが印象的。この曲、ギター三本(晴一/昭仁/輔)入ってたと思うんだけどさすがに音の厚みが凄かったです。弾き殺されてえ。

次も前後半で変更。前半ネオメロドラマティック、後半リンク

さすがにネオメロは客席落下不可避状態でしょう。ちゃんとしたネオメロ(?)久しぶりじゃないですか?あのオーサカッ ドーデスカッ/っていうミラーボールが幻覚で見えてきそうなファンクバージョンも良かったけど。間奏でいつも「デデデデデデッデ!\ゥアイッ/」ってやるじゃん?今回昭仁さん\fu-!/って言ってて、「あ」の形をした私の口は自信なさげにすぼんでいきました。でも伝説の歌詞間違い「咲こうが揉まれる」が聴けて私は満足です。ちなみに川崎公演。あと「助けてと確かに聞こえた」の「助けて」が、メロディにのっているのに台詞を話すように歌っていてその表現力にひれ伏すしかなかった。

後半はリンク。これめっちゃ嬉しかった。ファンになってしばらくは毎回ライヴでリンクきいてて「一生分聴いたやろ」と思ってたのに久々に聞いたらやはり幼馴染のような安心感がある。好き。「真夜中に一人~」の所歌う時、昭仁さんの大きな瞳が空中を見つめてて、危うすぎて思春期の少年にさえ見えた。でもよくみたら43歳だった。その証拠に「分かってるのに」のファルセットが前と比べて上達しすぎていた。歌うま。

 

からのメリッサ!\おなじみの曲で!皆さんのご機嫌を!伺いたいと思います!!…もりお!もりお!/デーーデデデデッデッデッデデーデー デーデーデデデーきーみのってっで\ワャァァァ…!/のあの瞬間大好き。毎回沸き散らかす。この曲の聴きどころと言えばやっぱり貫け~のロングトーンじゃないですかね。会場の温度がグググッと上がるスゲー曲です。

 

 

続いてMCタイム。

昭「ポルノグラフィティの歴史を体感してもらえましたか?ワールドサタデーグラフティなんて久しぶりに演奏したよね。何年振り?2011年以来か。ダリアも3年ぶりくらいじゃね。そんな久しぶりの曲なんかも聞いてもらったんじゃけども。わしら最近バタフライエフェクトというアルバムを出したんだけど聞いてくれた?そのバタフライエフェクトの意味を、晴一に説明してもらおうと思います!」

晴「説明しよう!!!バタフライエフェクトとは!!

わしら、長い事、もう20年近く音楽をやってきたけど、アイチューンストアとか…アイチューンストアってあるよね?(昭「アップルストア?」)アップルストアか。とか、グーグルプレイとか見よると、それこそ、何全曲、何万曲とストックがあるわけよ。その中には、歴史的な名曲と呼ばれるもの、人類の宝みたいな曲もたくさんあって、そんな中、俺たちが今、曲を作って、ここに1曲足されることに、果たして意味はあるんだろうかと、特に締め切り前に思うんですけど。笑

だけど音楽という広い海にも、その時代ごとに雨が降らないでいいはずがなくて。だから俺たちの曲もその雨の中の一滴になればいいなと思って、このアルバムを作りました。だからアルバムのタイトルも、Rainだとか、Dropsとかにしようと思ったけど、それが転じて、蝶の羽ばたきが回りまわって、地球の裏側では嵐を起こすという意味の言葉、”バタフライエフェクト”をタイトルに、しました!」

(※川崎公演にて)

昭「この話、あと最低37回?はせにゃいけんね。」

晴「もうトーク録音しとこうかな!…(スマホをもつフリをして)Hey,Siri!”バタフライエフェクトの意味”!笑」

そしてバタフライエフェクトを言い慣れず噛み倒す昭仁さんに対して

晴「お前、バタフライエフェクトくらい言えるようになれぇやぁ!」

昭「バラフラァイ…エフェクトゥ(突然の超発音)」

晴「バラフラァイ…」2人「エフェクトゥ(謎にハモった)」

このくだり、回を重ねていくと新藤先生が説明してくれた後に昭仁さんが「ありがとうッ!!!!」って美しすぎる直角お辞儀するようになってました。好き。

名古屋ではなぜか、「説明しよう!!!…あーのー、だから、ほら、あれよ…」ってめっちゃ口ごもってて、「ンンー説明のクセ!これ今まで何回説明してきたんじゃあ~」って心の中の千鳥ノブが叫んでました。

で、「ここからはアルバムの世界を体感してもらおうと思います」とのことでアルバム曲コーナーへ。

 

 

 Working men blues、毎回だったけど音圧、音量がすごい…ギターの音の存在感が半端じゃなくて大満足でした。とにかく音が良い。音も歌詞も歌い方もすべてがひたすらにロックだな…!と興奮。これぞ私の愛したロックバンドの姿よ。「お前がやらなきゃ」のところ、拳突き上げたくなりません?あと、「微力たちよ」という歌詞が直前MCの「海にそそぐ一滴」「蝶の羽ばたき」を何となく彷彿とさせて、良い流れだな~と思った。「そりゃもちろん君さ」と歌いながら会場を指さす岡野昭仁はその日会場にいた全員を抱いてた。知ってる。イケメン過ぎた。

それからアウトロの音を引きずるように170828-29へ行った気がする。ちなみに後半いった時は演出変わっててびっくらこきました。速報ニュースのような、かつてトワイライトを演奏した時の映像演出にも似た物々しい雰囲気の映像が流れ、黒背景に白字で曲名表示。かっっこいい…。この曲、後に映像化されるならば、客席から伸びるピースサインがステージの照明に対して逆光でシルエットになってる画が入りそうだな…なんて妄想していた。実際にライヴにいったらもうみんながこぞってピースピースしていて妄想が具現化したかと思った。ギタソロのスーパーギタリスト感が凄すぎて新藤晴一も会場にいた全員抱いてると確信。この日我々はポルノグラフィティに抱かれた。

 

そして不意にスクリーン下降。突然の映画予告編の上映タイムである。

「あの日、僕は君の心の奥を覗いたーーーー」我々「!?」

不意打ちのはっさくメガネさんに沸きました。ミウ(ヒロイン)が呼んでたのはケルアックの「オンザロード」だったことが判明。「旅に、出るだけだよ」との台詞も印象的。白衣の新藤先生も堪能出来る素晴らしい曲ふり映像でした。本気で全編撮影して公開してほしい。あと黒板に「日直 岡野昭仁くん 新藤晴一くん」とあって、出席番号遠くない?ってつっこみそうになりましたが耐えました。2人が休み時間交代で黒板消してるの想像したら萌えしんだ。

予告編風で「君の愛読書がケルアックだった件」とタイトルコールの後、曲が始まって、曲中は本当に映画を見ている気分になりました。イントロの解放感といったら。爽やかすぎてシーブリーズの匂いしてきそうだった。イントロと共に前スクリーンが上がっていったのもなんかよかった。曲中バックスクリーンには線画というか輪郭線?みたいなテイストではっさくメガネが浮かび上がってきててじわじわ来た。繰り返し見たくなる良い曲入り演出。実際ライヴの後、この曲の好き度が急上昇しまくりました。

サビはみんなワイパーしてたけど、「今着てる服が~」のところは拳上に突き上げたくなるNE…。

続いてここも前後半で変更ポイント、前半「クリスマスのHide&Seek」後半「MICROWAVE」このパートもスクリーンちゃんが大活躍。

前のスクリーンは縦長に5枚あったわけですが、そのうちの左端右端のものが全部降り、中3枚が半分降りというなんともオシャンな形に。イントロの音に合わせて左右のスクリーンに瞬間的に映像が出てめっちゃクール。クリスマスのベベッ!っていうイントロの時も左右交互に映像出ていたのだけど、音も合わせてL・R分かれてました。「ベ」が左のスピーカー、「ベッ!」が右のスピーカーみたいな。芸細かすぎ。クリスマスの時の映像、秘密結社かな?って感想が出たけども雰囲気に合ってて良かった。個人的にはいしいしんじ先生の著書の世界を連想する不思議な空気のイラストだと思ってました。

前半見た後「電子レンジは!?アンダーヘアは!?」と大ブーイングしていた私ですが、きっと後半でどこかに追加されるだろうとは思っていた。でもまさかここに入ってくるとは思わなんだ。だってクリスマス、ガッツリ音に合わせて映像作りこんでたもん。それ変えるのも贅沢だし、MICROWAVEに合わせて新しく映像作ってたのはもっと贅沢。チケット代はもはや予算に入らないので気にしていないけど、今回ばかりは「本当に7500円でいいの…?足りる…?」と怖くなりました。

後半で電子レンジぶっこまれた私といったら腰は砕け顎はガクガク、失禁してないのが奇跡状態でした。もうね、あの…好き(語彙力の死)クリスマスもMICROWAVEも、生演奏のはずなのに音源より冷たく、というかクールに感じたのは非常に面白かった。なんとなくだけれど、自分以外の周りの人々が皆虚像であるような、本当に存在しているのか不安になるような不思議な孤独感があったな…。

 

 

この後おなじみ「妖精」パートです。

前の曲のアウトロに合わせて前スクリーンが全部降りる。その前、ステージきわきわに用意された椅子に、一人ギターを抱えて座る岡野氏。スクリーンには森のような背景画が。チュンチュン鳥の声も聞こえる。

昭「森におるね。」

これがタモさんだったら「そーですね!」と客席から返ってくるところだろうけれど、そこに座っているのは妖精の様な昭仁さんなので、その微笑ましさに会場からは「ふふふ…♡」という声が沸き上がった。(昭「何が可笑しいんよ!!」)

我々が彼を妖精と呼んでいることがバレているのかいないのかこのシチュエーションに関して「妖精とか出てきそうじゃね。」などと仰っていた。

後半の頃には「これから音楽の妖精さんと戯れるんよ。皆には見えとらんかもしれんけどわしには見えとるけ、妖精さん」と相変わらず妖精さんネタを話していたが、無事に本日の「おめーが妖精さんだよ大賞」を受賞する結果となりました。以下MCのメモです。

昭「ここは僕一人で、やってみたいと思います。歌を20年以上歌ってきて、ありがたいことにね、良い声ですねとか、滑舌が良くて歌詞が聞き取りやすいですねとか、褒めてもらったりすることもあって。そう言ってもらえることはほんまにありがたい事なんじゃけど、僕という人間は、そんな言葉の上にあぐらをかいている、甘えているなと思えてきて。そんな時、3年(4年)前くらいじゃけど、ボイストレーニングを受ける機会がありまして。その時自分でも、歌に関してまだこんな引き出しがあったんだと、うまく手綱を取れたような感覚がありました。で、今年(去年)の6月に、アミューズフェスというライブに出させてもらって、後輩の曲、ポリリズムをカバーすることになりまして。で、後輩の曲じゃし気合い入れて歌わないと!って張り切って歌ったんです。どんな感じで歌ったかやってみるわ。

♪~繰り返すこのポリリズムあの光景は~@*;%$#’&(まさかの歌詞飛ばし@川崎)

ごめん歌詞が飛んだけども!まあこんな感じで歌ったんだけど。翌日くらいにニュース番組やワイドショーやらで取り上げてもらって、そしたらわしも尊敬する先輩ミュージシャンのスガシカオさんから「昭仁くん…君のポリリズムは酷いね…ポリリズムは青筋を立てて歌うような曲じゃないよ」と。怒られまして。

自分なりには皆に喜んでもらえたんじゃないかと思ってたんだけども、確かに青筋を立てて歌う曲じゃないなと反省しました。それで、程よく力の抜けたというか、力まないような、抜いた感じで歌ってみようかなと。ちょっと歌ってみるね、歌詞はねえ、ごめん!笑 雰囲気で聴いて。

♪繰り返すこのポリリズム~(今度は歌詞チャレンジ成功、本当になめらかな声で高音も綺麗に抜けてて凄かった)

良かったあ歌詞が出てきて!さすがに二度も間違えたら怒られるけえ!とまあこんな感じで、今までこの声の素材だけで歌ってきたものを、自分なりに歌の表現としてコントロールできるようになったんじゃないかと思っていて。なのでその、力まずに少し抜いた感じの歌い方で一曲聴いてもらいたいと思います。聴いてもらう曲は…アルバムの曲ではないんじゃけど…自分で作った曲で…カゲボウシという曲を聴いてもらおうかと思います。」

後半ではもっと驚いた。「アルバムの曲ではないんじゃけど…ちょっと昔の曲です、聴いてもらう曲は、ハート」いやいやお前さん、またまた御冗談を…え?ハート?今ハートって言ったの…?と大混乱。全らばっぱーが泣いた選曲でした。

カゲボウシ、私この曲大好きすぎて毎回ボロ泣きです、嗚呼僕たちのパノラマ42。確かに歌い方、優しくてなめらかで、弾き語りなのがまたポイント高かった。昭仁さんの人柄や暖かさが溢れ出てて光しか感じなかった。最初はギターちょっと危うかったけどもそこもまた…本当に前半も映像化してくれ…

ハートのほうは、ギター詳しくないけどうわさのベフニックはこいつかい?と直感したくらいにはギターの音が良かった。声も良かった。棘のない暖かくて丸い音。こっちも音源化してほしい…。「だって僕のハートだ ちゃんと言い聞かせるよ」の辺りとか、気持ちがこもりすぎていて、少し震えて、まるで心の奥で泣いているかのような声だった。表現力が臨界点を超えた。恐るべし。改めてこの曲の凄さに打ちひしがれました。

 

そして漂う不穏な空気。そう、新藤先生のポエトリーリーディングタイム!!!

全新藤厨が大歓喜だったのでは??これから一体何が始まるんだというドキドキ感と、いつだって我々を酔わせたハルイチワールド全開のポエトリーに対する興奮と、それに合わせた気合い入りまくりの映像による感動と、もくもくとステージから忍び寄るスモークによる浮遊感で、息が詰まって気が狂いそうでした。

ポエトリー全文はこちら。ちなみに記憶が頼り、映像で確認してないので正確ではないかも。

午前5時に反転したものは

夜と朝

本当とウソ

海底から見上げた魚は空を泳いでいて

空から見下ろした鳥は海を泳いでいる

夜の本当は朝のウソ

 

午前5時に反転したものは

永遠と一瞬

沈黙と静寂

2人黙った時間を沈黙とよび

1人黙った時間を静寂とよぶ

一瞬の沈黙と永遠の静寂

 

午前5時に反転したものは

午前5時に反転したものは

 

リーディングに合わせて迫力を増していくバックの音にもドキドキした…

何も知らない初参戦の時は、この後に続く聞きなれない重めのイントロに混乱。何の曲だ!?fade awayか!?…そう思っていた時期が私にもありました。

「月を飼うのと真夜中に」そう昭仁さんが歌いだしたのと同時に目に飛び込んでくるスクリーンに映された歌詞。その瞬間の衝撃といったらもう、筆舌に尽くしがたいです。アニメの描写でよくある、崖からポンと落ちて、一瞬空中に留まってから落ちていくあの瞬間の感覚に近いかな…(よくわからない)

始まったのは「月飼い」。いや1曲目が夜間飛行な時点で薄々気づいてはいたがこのツアー我々を生きて帰す気がゼロ。腕降りたかったけど棒立ちしかできないでしょうこんなの。もはや曲を聴くどころではなく衝撃に殴られて終わったよね。

後半公演(名古屋)の頃やっと落ち着いて聴いたのですが、あの、色気。すごい色気。色気出るような曲ではないと思うんだけど昭仁さんの色香が本当にやばかった。え、なんで?昭仁さんって歌によって物理的に見た目が若返るじゃないですか。なぜかこの曲の時それでした。別人。10代の少年に見えたけどなんで…?あの…ファントムつくし…幻の命歌ってた頃のセカオワの深瀬さんのような儚げな透明感と、少年らしい危うさと奔放さと、野性的なエロさを鍋に入れて煮込んだみたいな色気がありました。なぜ。ギターを掻きながら、空虚な目をしたままリズムに合わせて首をかしげるように横に振っていたのが本当にしんどかった。私は一体何の話をしているんだ。関係ないけど「月を空にかえした」のとこ、照明も月と夜空をイメージしたようにネイビーと黄色で非常にきれいでした。あのポエトリーからの月飼い、長年新藤厨やってますけどさすがに度肝抜かれました。ここにきてまだ新しい曲の読み方を増やしてくれるとは…。深読み余裕ノ介でござる。

 

曲終わり、舞台下手から機材が投入されて身構える。

月飼いからの「Part time love affair」、この流れに死者が続出。

個人的には昭仁さんが月飼いの少年の色香をそのまま残しつつ、少し背伸びした青年のような表情に変わっているように感じて非常に興奮しました。2番のサビ当たりからポッケに手を突っ込んで歌っていて余計に若く見えた。そして2サビの後の間奏、ポッケから取り出したのはそう、ブルースハープでございます…これで昭仁さんのブルースハープ大好き芸人余計増えた(確信)歌声や歌詞からは、「これ以上はいけない、大人にならなくては」的な理性を感じる1曲。だけどこのライヴVerのアウトロでは、ブルースハープとギターが激しく掛け合いをしていて、まるで本心、本能が暴れて理性と闘っているように聞こえました。ウウ、最高…

どの公演だったか朧げだけど、「ただ一言聞かせてMake me dream again」を「ただ一言”言わせて”」と歌った回がありまして、また昭仁さんの最高な歌詞間違い(バージョン違い歌詞)が爆誕したなと涙をちょちょぎらせながら思いました。歌詞の解釈変わってくるシリーズ。

続くのは「Fade away」。月飼い、part time、fade awayって…ポルノファン絶対殺す三銃士を連れてきたよ!感が凄い。いわゆるツアーのヘソの部分かな。

この曲毎公演聴いててすごく疲れました。溶鉱炉の前にじっと立っているような疲労感というか…とにかく曲のパワーに飲み込まれて、噎せて息が出来ない。正直どんな曲かまだ分かりきっていないけど、それこそ本能に直接訴えかけてくる感じというか。起きたら忘れているけど、寝てる間に見ている悪夢のような重苦しさを毎回感じていました。心の奥底を無意識に抉り出されるような感じ。音楽でこんな体験するなんて冷静に考えて凄くないですか?他の曲に比べて音量明らかに上げてる気がするし。音と表現の圧が恐ろしくて思わず目を閉じていたのだけど、ステージから届く照明がデタラメに客席を彷徨っていて眩しくて目を開けさせられました。怖。アウトロ部分、真っ暗な中にメンバーの二人だけが赤黒い照明に照らされていて絶望感が凄かったです。

あと2番Bメロ「昨日と同じ涙は嫌い」と歌うところ、昭仁さんが虚空を見つめながら手を前に伸ばしててめっちゃこわかった。教祖かな?教祖だわ。思い出した、彼は宗教法人岡野昭仁の教祖だったわ。どうも信者です。

 

……………

昭「ここからは!皆さんに!希望の!希望の唄を!」

ワイ「え…?」

「デンデンデンデンデデデン…(ベース音)」

ワイ「え?え…?ボタボタボタボタ(堰を切ったように頬を伝う涙)」

いや、頭で考える前に心が反応するって本当にあるんだなって思いましたよね。

前半公演「ギフト」いや、前3曲で徐々に心を蝕みケチョンケチョンにして後のギフトは、やばい。さっきも言ったけどこれ宗教なんだよ…あえてさんざんズタボロにした後、よく頑張ったな、と希望を見せる。これ洗脳のやり方です。この辺が割とマジで「このツアー怖い」って思った一要因でもある。スクリーンに映る歌詞の一言一言を噛みしめながら勝手に涙がどんどん出てくる不思議。ギフト、もともと好きではあったし良い曲だ…と思っていたけど今一つ「自分のもの」という感覚が薄かった曲でもあったんだ。だけどこの流れで聴いたギフトは今までのギフトと全く違っていて「まるで違う歌のようさ(ひとひら)」という感じでした。このツアーでギフトは「私の曲」になった。メンバー達もこの曲から、さっきまでとはうって変わってニコニコ幸せそうに演奏していて余計泣けました。

続いて「Rainbow」ここ、後半公演ではギフトとレインボー逆だったのよね。私はギフト先セトリの方が断然好きでした!!!なぜ入れ替えた!まあ良いけど!!

音源ではナンジャコリャと思っていた\イエーィイェー!/がライヴだと地味に楽しいんだよね。照明が虹色なのも凄くきれいだった。歌詞がわりと毎回バージョン違いでしたねこの曲。「夢や希望を!映し出すこと!後ろめたい気持ちになってる!だから前へと!大事な人に!愛する人に!伝えて欲しい!」元の歌詞なんだっけ?ってなるレベルだったのでもうこれが正しい歌詞に違いない。ギフトに続いて号泣しながらワイパーするソングでした。

続きTHE DAY!あ、この辺から記憶ないです。とにかくテンション上がりすぎて狂った。しかし間奏部分、昭仁さんの高音シャウトと晴一さんのギター掛け合いにまんまと昇天させられました。いや昭仁さん、このライヴ後半であの高音、凄くない…?お互いに歩み寄って向かい合い張り合うように音を爆発させているキャリア18年の二人組ロックバンド、あまりにも尊くない…?これが高校の同級生でロックなドリームを追いかけたいが為にここまできた2人って、あまりにも尊くない…?大丈夫…?

この空間自体がエネルギーに満ち満ちていてfade away辺りで削られた気力が満タンになりました。ただし体力は持っていかれた。

 

さてラストスパート!「ハネウマライダー」!

ハネウマ演奏する前にやってがちだった「男前ギター」(06とかでやってたギターのかっちょいいやつ)が入らなかったので、前戯なしで本番行くみたいな気分でした。例によって記憶はない。でもこの曲を聴くと毎回、ポルノさんがいつだって私を遠くまで運んでくれる(物理)(遠征)って感情高まりまくります。またポルノさんは私をこんな素敵な所に連れてきてくれたんだって感謝の念でいっぱいになる。ありがたい一曲。なんかギタソロアレンジしてた気がします。最後の一音で真助さんのスティックが空中へ飛んで行った。

 

昭「もし今日という日が、明日への一歩を踏み出すその日になったなら、そこで止まるんじゃない、その先も一歩一歩踏み出していかなくちゃいけない。その先でこれからもわしらと一緒に良い景色をみられるように、前へと進んでいきましょう!今日は本当にありがとう。最後の曲です!」

からの「キング&クイーン」!この時の昭仁さんのお顔、アルカイックスマイル…幸せそうに微笑みをたたえながら歌うそのお姿はもはや聖母にもみえた。この曲もライヴで聴いて好き度が爆上がりした曲の一つです。とにかく救い、希望、光…そんな言葉が頭を駆け巡った…ポジティブな歌詞に救われ、キラキラの銀テに目を奪われ、ホップステップジャンプに合わせて飛び跳ね、手拍子で一体感を感じ、最後の合唱でめいっぱい声を出して想いを放出する。ライヴにおける幸せな感情を詰め込んだような曲でした。

会場によって銀テなのか、テープを細かく切ったキラキラが舞う仕様なのか違ったみたいです。予想だけど、テープ発射位置と客席が近すぎて危ない会場はキラキラだったのかな?と。キラキラはなんか業務用扇風機みたいなんでスタッフさんが真顔で散らしてました。お疲れ様です。

ここで怒涛の本編終了。ポルノ!チャチャチャコールもできないままに打ちひしがれる。

 

アンコール。メンバー再登場。でっかい声で卑猥なカタカナ三文字叫んだかいがあった。

前半公演は「ミュージック・アワー」、後半公演は「カメレオン・レンズ

Mアワはやっぱり何回聴いても楽しいよ。あほになれる。熊本公演ではなんかやたらみんなテンション高くて、新藤さんギター放棄して踊ってました。なんなんだ(好き)ギターソロ弾いた後両手上げてドヤァ…!!!ってアピールして歓声もらってました。なんなんだ(大好き)昭仁さんは昭仁さんで「ミュージシャンもこれ張り切ってマンデェ~!」っていうのに必死すぎて「~-!?~tあkとーしも渚ーにはっ」て歌いだし失敗してました。なんなんだ(超好き)

後半のダークホースであるカメレオンレンズ、これ、あの…いや無理でしょ。良すぎるでしょう。やるかもなぁと予想はしていたけどいざ聞いたら崩れ落ちたよ。ポルノの真骨頂を見た気がする。大丈夫?この次の曲これ超えられる?聴いている間喉元にナイフ突き付けられてるような緊張感でした。映像演出にも頭が下がります。「双子の月」表現してくれてありがとう…制作スタッフの愛を感じる…。

 

そしていつものメンバー紹介!後半からかな?サポメン一人一人前に出てきて紹介してました。毎回厄落としに使われるなんちゃん愛おしい好き。紹介中、アンプか何かにもたれかかってた岡野君めっちゃ可愛い。赤ちゃんかな?新藤さんはというと客席に完全に背を向けてたまに紹介に合わせて\こうへー!/\ますけちゃぁ~ん!/とか叫んでてめっちゃ可愛い。

 

そして新藤先生のありがたいお言葉コーナー。

「200メートル走ver」「西郷どんver(鹿児島)」「飛行機ver」など表現さまざまでした。鹿児島バージョン面白かったのに歴史に疎すぎて忘れた。記憶力の良い方のレポをご覧ください。

ここではなんとなく覚えてる200メートル走verを。

晴「まあまあ長い事やってるのに、ワーキャー言ってくれてありがとう。笑 ポルノを、18年、もうちょいかな?19年…?近くやってきて、簡単に言ってしまえばもう少しで20年だーってなるかもしれないけど、その2年ってそう軽いものじゃなくて。簡単そうに見えるんよ?でもその2年がおまけみたいになったらいけんと思うわけよ。あー、200メートル走で例えますけど。180m全力で走ってきて、あと20メートルってところで、足がもつれたような走り方になったら、なんかだめじゃん。残り20mは、その20mなりの走り方をしっかりしなきゃいけんわけ。デビューの頃はそれこそ可能性しかなくて、色んな可能性を伸ばしてここまで来たわけだけど、これまで18年全力で走ってきて、これ以上俺たちの伸びしろは、可能性はどこにあるのかって考えたりもするわけですよ。だからこれから、まだ俺たちの中にある可能性を、やれることを探りながら、その残り20mを加速して走っていけたらと、思います。そして加速したポルノグラフィティで、みんなとまたこうして会えたらいいなと思います。今日は本当にありがとう。」

………はあ……好き。(メンヘラ匂わせ女)

 

晴「あんまりワーキャー言いたくないかもしれないけど、ワーキャー言ってあげてください!ボーカルは!\あきひとー!/」

確か川崎公演で晴一さん、「ボーカルは!」って言おうとして「ボーカルの昭仁は!」って叫んじゃっててはちゃめちゃ推せました。誰よりも先に相方の名前呼びたかった系ギタリストか。「ボーカルの昭仁は!」\早漏~/って言ってあげれば良かった。

続いて昭仁さん。川崎の頃はなんか別のこと話してた気がするけど例によって記憶から消えました。

昭「わしらがライヴするにあたって、優秀なスタッフがいてくれて、素晴らしいサポートミュージシャンがいてくれて、わしらは最高のパフォーマンスをするだけという素晴らしい環境を整えてもらっています。でも最後は、最後はやっぱり皆さんが来てくれて、その喜んでくれる顔とか、汗をかいて楽しんでくれるとかそういうものがあってやっと、パズルのピースが埋まると思います。今日もおかげで綺麗にピースが埋まったと思います、ありがとう!でもねー、最後の仕上げに…糊付け?あるじゃん、綺麗にコーティングしなきゃいけないんですー!そうするためにはどうしなきゃいけない?そう、アホにならなきゃいけん!ラスト一曲です!思いっきりアホになって帰れー!ジ・レンマァァ!!!」

ラスト一曲おなじみジレンマ!!

ウァイ!ウァイ!っていう全身使った全力ジャンプがもう恒例で客席から自主発生していて、昭仁さんが「自主的に!自主的に飛べェイ!」とよくわからない煽りをしてたのが最高でした。ほんっとこの曲好きです。気づいたら晴一さんが下手に寄ってきてて昭仁さんの左側でギター弾きあげてる光景がたまらなくライヴに来てる実感をくれる。跳んで暴れて踊って歌える最強ラストソング。たぶん私が危篤状態に陥ってもジレンマのライヴ音源聞かせたら「ノーノープレストゥゴー↑」って言いながら飛び起きるね。

昭「あんたら、ほんまに、最高じゃ!だから、自信持っていけ!胸張っていけ!

これにて今日のライブは、完成しました!」

はぁぁ…これだから大好きポルノグラフィティ。本編中はポルノさんのあまりの進化に戸惑いまくりだったけど、やっぱりここがホームだと実感させられました。自信もってけ胸張ってけが聞きたくてライヴ通ってる。

生声@川崎

晴「金曜、三郷でやって、今日川崎、次が冬の北海道、釧路か。ツアー2日目、ここから、ツアーに、行ってまいります!\いってらっしゃーい!/」

昭「わしらこれからツアー、全国回って頑張るけえ、よろしく!またライヴに遊びに来ないけんよ!ありがとう!」

@鹿児島?「また、ちょくちょく来ます!」「また来るけえ、遊びに来てねー!」

@名古屋「やらしい言い方になっちゃうんですけどぉ…新曲よろしくお願いします!」

「今日は、本当に楽しかった!ありがとう!」(的な感じ)

 

 

はい、思い出したらまたしれっと追記したりします。

全体通してエグいライヴでした。とにかく怖い、怖い。

怖さの要因まず1つ、ポルノの進化が怖い

セトリの流れも演奏力も表現も全て含めて。演出の凝りように驚きを禁じ得なかった。関係ないけど私ダイキャスのアンケートに「毎回演出凝ってて見ごたえがあります。だけど欲を言うならもっと、演出メイン!くらいのライヴも見てみたいです。欲深くてすみません。聴いて下さい、デザイア」って書いたことあるんですが(ガチ)、これで実現した。演出半端なかった。あまりに全てが凄すぎて、いつも少し前を走って導いてくれていた彼らが遠くへ行ってしまったような気がして怖くなった。

もう1つ。洗脳の実際を体感してしまって怖い

散々言いましたけどもう宗教ですね。本気で洗脳にかかってて怖かった(褒めてる)。もう彼らの音楽は私の一部、彼らは教祖、神ですわ。ありがてえ。

最後に1つ。「終わり」を予期してしまって怖い

これは本当に個人的な直観と印象だし最後には希望で払拭してくれたので良かったんだけど。montageで歴代の写真を使ったりとかその他の曲でもバックの映像に過去ツアーで流した映像をうまく使っていたりして、「まとめにかかっている」ような気分になってしまったのが一因。あと200メートル走の例え、それってつまりあと2年走ってゴールするつもりなの…?などと邪推してしまったのもよくないですね。

最近グループのメンバー脱退や解散等々目の当たりにする機会が多くて、個人的にちょっと敏感になりすぎていたからだと思う。永遠じゃない事は当たり前だし頭の隅に置いて、いかなる時も全力で追いかけようと誓ったツアーでした。

最近体力の衰えを感じ始めた私ですが、ライヴで暴れながら、「年齢重ねたからってなんだ!!減速してたまるか!!!好きなものを全力で愛して、一生青春してやる!!!!!!大好きだ!!ポルノグラフィティ!!!」なんて思ってました。

私とポルノグラフィティの愛と青春の日々はこれからも続くのです。オチはない。

改めてBEツアー完走お疲れさまでした!!