merry go round

文章を書くのはあまり得意ではありません

ドリフェス!楽曲の中の私

私がドリフェス!の記事を書く日が来るとは。ちなみにまだ応援初めて一年経ったか経たないかくらいです。一年前は男性アイドルに自分がきゃいのきゃいのするとは思わなかったし遠征キめまくったり顔面がドカンとプリントされたうちわを買い込んだり「この木なんの木?片桐いつき♡」と書かれたキンブレシートを制作したりするなんて微塵も考えてもいなかったレベルでした。どうしてこうなった。ワケわかんねえ(CV:黒石勇人)

まあ大した内容ではないのですが、ふと思ったので書いておきます。

 

ドリフェスは曲が良い」

こういうブログで5億回くらい見ました、この言葉。

で、5億回くらい「わかる」って思いました。

 

 

 

それからこんな意見もよく目にしました。
ドリフェスはアイドルのプロデュースや育成をするわけでもなく、アイドルと恋愛するわけでもなく、ただ純粋にファンとアイドルという関係でいられるのが魅力」

これはまさにその通りで、公式がこのスタンスを保ち続けてくれているから私は臆することなくキンブレをケチャらせることができているんだなとも思います。

 

で、最近(今更)気づいたんですけれど、ドリフェスの楽曲って、楽曲の中でも圧倒的に「僕らとファンのみんな!」を保ってくれてませんか?

 

某ジャ〇ーズさんの最近デビューした某グループの某デビュー曲、シンデレラ〇ール。ヒットしてますよね。あれ大好きです。ザ・アイドルソングとでもいいましょうか、女性の夢が詰まった宝石箱みたいな曲だと思います。

彼らが歌うのは、「ボク」と「キミ」の物語。「キミ」を愛し、守り続ける「ボク」の想いを歌った曲。デビュー曲ともあって、グループの印象を固めるように彼らのきらきらした魅力を全てを詰め込んだような感じがします。

 

この曲を聴いているとき、同じ男性アイドルであるドリフェス!くんにはこういった要素があまり感じられないなとふと思ったんです。もちろんそれが悪いという意味ではなく。彼らが「シンデ〇ラガール」を歌っているところがリアルに想像できない。まあ歌ったら歌ったで私がよだれ垂らして白目向いて散ると思いますが。

 

ドリフェスの楽曲(とくにDD曲)って、「君が好きだ、君を守りたい」曲よりも「僕らが、君たちを、明日へ連れていくよ」「僕たちは夢に向かって走り続ける」のイメージが圧倒的に強いんですよね。非常にプロジェクトのコンセプトとの整合性が高い。アニメやアプリの中でも「ただのファン」だった私は、曲の中でも「ただのファン」でいられる、その安心感がとても良いんです。モブはモブのままいさせてくれるんや…。

 

DDのデビュー曲、「NEW STAR EVOLUTION」の歌詞を見ると、はっきりした二人称(君、あなた)が出てこないんですよね。じゃあ何に向けて歌ってるかというと、「僕らのミライへ」がそれにあたるのかなと。ここからスタートするわけなので、この時点では「君(ファン)」に当たる人がいなかったという解釈もできるかもしれません。Never give up on "you"!は一度だけ出てくるけれど、訳するなら恐らく「君を諦めない」。ニュアンス的にこのyouは「夢」や「未来」かなと思います。つまり「僕ら」が切磋琢磨しあって「おなじ場所」「ミライ」へ進んでいくという決意表明の歌。

 

これに象徴されるように、彼ら(DFプロ全般)の曲って恋愛の曲だったり「私個人」に向けたような曲より、やはり「夢とか絆」「僕らと君たち」な曲、そして「俺とお前(メンバー)」な曲(特にフネ)多くないですか?あげだすとキリないのであげませんが。

もちろんそうじゃない曲もあります。「MAYBE,LADY!」「ユレルMIDNIGHT」「あなたの瞳に踊らせて」「リバーシブル→バレンタイン」「SAKURA LETTER」「FEEL YOUR SKIN」「BUTTERFLY GIRL」「薔薇の三銃士」あたりが個人的にそうです。

でもこれらの曲も、圧倒的にフィクションに徹しているし、世界観がはっきりしている(現実離れしている)ので、「私」が曲に介入する余地はあまりない、と個人的には思っています。FYSなんかは設定が私たちの生活に近いと思うけど、生々しさはあまり感じないんですよね、何故か…。それより顔の良い男たちがステージで肩タッチ♪肩タッチ♪してる幸福絵図の印象が強え。地上波で放送してほしいです。国民の幸福度上がりそう。景気とかよくなりそう。

 

 

何が言いたいかというと、見かたによるし個人差はあるでしょうが、私はドリフェス楽曲に、「ファンの一人として」自分を重ねることはあっても「私個人(とアイドル)」を重ねることは殆どない、という話でした。曲までもがプロジェクトのコンセプトを支えているから、ただ真っ直ぐに「アイドルの成長物語」を応援できる。ドリフェス!は凄いヤツ!

とかいって今度のフネのシングルとかDDアルバムで「お前だけを愛してる~ウォウォ」とか歌ってたらどうしよう。それはそれでたぎる。

 

ところで、NEW STAR EVOLUTIONの時点では「君」にあたる人がいなかったDDくんが、1stアルバムを出すころには「Thank you for YELL! 君がいるから」と歌っているこの事実、国宝級に尊くないっすか。私今後号泣しながら塩おにぎりダンスしますわ。