ポルノグラフィティの死ぬまでに生で聴きたい曲
最近さ、マジで激アツなバンド見つけたんだけどさ知ってる?いやこれ今年間違いなく来るわ。
ポルノグラフィティってバンドなんだけどさ、こんな胸にきたの久々だわ~~~やっべえわマジ~~~ライヴ行きてえ~~~~エモいわ~~~~!歌うますぎだろ~~~!
ポルノに関しては、ポルノファンというやや広めのコミュニティ内で「いやいや私2人体制になってから本格的にファン始めたし新参者ですので><せんぱいたちにいろいろ教えてほしいですぅ><キャピッ><」
などと可愛い妹キャラ♡でやってきたのだが(嘘)、さすがに丸10年ポルノを追いかけていると新参ぶれなくなってきた。
とはいってもまだまだ気持ち的には新参なのです。今宵、月が見えずともは最近の曲だよね。つい1年くらい前の曲だよ。
思えば9年前、初めてポルノグラフィティというバンドのライヴに行った日…
予習というかだいたいのお決まりは知っていたけど何せ情報だけで経験がなかったもので、右も左もわからず見よう見まねでノッてました。マシンガントークのぐったいばったいで楽しくなって右手が隣のお姉さんの顔面にフランス革命を食らわせたのもいい思い出です。元気ですかあの時のお姉さん。どさくさでおっぱい覗いてすみませんでした。
それから現在に至るまで、まあまあ少なくはない数のライヴに参戦してまいりました。
しかし初めてのライヴでも最近のライヴでも、毎度思うことがあります。
「この曲が生で聴きたい!」
ファン始めた当初から「これ聞くまで死ねないランキング'07 ポルノ編」みたいな感じでどうしてもライヴで聴いてみたい曲ってのがずっとあって。でもファンになった当初掲げてた曲は今やほとんど聴けてます。ありがたいことやで。
でもねそのランキングって毎回更新していくんですわ。このBLがすごい!の要領で(?)一度評価されたら更新されるんですわ。
今回はその曲たちを年代別に並べていこうと思います。
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2006年~2008年ごろ
ポルきた後半に参戦した。当時は遠征するという発想と財力がなかった。殺せ。
十両 DON'T CALL ME CRAZY ・ Twilight,トワイライト
聴けたらおしっこちびると思ってた。
前頭 月飼い
ポルノ好きなら誰もが一度は通るというほど歌詞解釈ロード王道コースの曲。その世界観を生で体感したかった。
小結 ラック
ファンになりたての時はTamaちゃんとTamoさんの違いが判らなかった。
関脇 カルマの坂 ・ ダイアリー00/08/26
いきなり「未だに聴けてないシリーズ」がぶち込まれる。淡路いけなかった。殺せ。
ダイアリーは当時ひよっこファンなりに大事な曲だった。彼らのそれまでとこれからを考える権利はひよっこにだってある。
DVDでしか知らないキャッチザのアンコール映像の愛呼ぶが美しすぎて、今でも一番といっていいほど好きな曲で好きなライヴ映像。聴けたらそのまま煮魚のごとく骨まで溶けて消える。
横綱 LIVE ON LIVE
聴けたら次の日に地球に小惑星が衝突すると思ってた。それくらい奇跡
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2009~2010年ごろ
ロイスー、∠TARGET、∠アンコールカウントダウン公演に参戦。ドームはいけなかった。殺せ。
十両 ラック ・ Search the best way
ドンクレ、月飼いがロイスーで聴けてご満悦の私氏。ラックへの想い止まらず
前頭 カルマの坂 ・ ロマンチスト・エゴイスト
カルマの坂に関しては「衝撃」の二文字がみぞおちに向かって時速120キロで衝突してきた程度には新藤教入信のきっかけとなった曲だった(?)なぜいまだに聴けてないのか。殺せ。
ロマエゴはといえば、ファンになりたての頃に朝方まで起きてアルバムを聴きドキドキしていたあの頃の青春の記憶的なもので、思い出の一曲、いわばババァの懐古ソングとして私の中で名を馳せた。
小結 グラヴィティ
その美しさは毎日「ありがとう」と声をかけ続けてできた雪の結晶をもしのぐ名曲。この頃いしいしんじの「ぶらんこ乗り」を何度か読み直しハマり倒した。
関脇 元素L
当時ウォークマンでの再生回数が1位だったくらい好きだったのに行けなかったドームでやったらしくて私はひたすら白髪を抜いて悔しさに耐えていた。
「聴くまで死ねない」と公言してたのにロイスーでメドレー中にやるという残念な結果に。そのため私の中ではノーカンとされた可哀想な曲。「フルで聴くまで死ねない」となり大関キープ。正直メドレーほんとやめてください。
横綱 LIVE ON LIVE
聴きてえ~とかずっと思ってたのに∠アンコール公演に行ったら小惑星衝突してた。山は燃え海は氾濫し大陸をその猛威で覆いつくした。草木の一本さえ残らなかった。誰も予想してなかった。何が起きたのかわからなかった。
そもそもこの公演がラバップ抽選のみで一般販売が無かったため、「ラバップのみんなばっかりだったらコアな曲でもわかってくれるじゃろ~」みたいなノリでやったらしいがそういう問題ではない。じゃあふぁんだわでやれよ。世紀末かという程の悲鳴聞いた。
EXITのカップリングでじわじわ実感を得る人続出の幻の一曲。
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2011~2013年ごろ
ポルノ丸、幕張、ふぁんだわ4、ぱのよん、BBQ、LEMFに参戦。めっちゃ行ったやん
元素L、Sheep、狼、サーベス、見えない世界、Aokageといった近年レア曲とされていたものがポルノ丸と幕張で聴けてしまい、一時的な賢者タイムに突入した時期。さらにふぁんだわでフリフリとグラヴィティが聞けてやめてわたしのライフはゼロよ。でも夢だったのかな?って感じであまり覚えてない。ラックもLEMFで聴けた。あとトワイライトもラフテーで聴けた。もうこれだけで冥土の土産になるラインナップ。殺せ。
十両 ビタースイート
ここにきて2008年ふぁんだわ3に行けなかった怨念が蘇る。
前頭 憂色~Love is you~
現在の岡野氏の声で聴きたい!と言い続け早ウン年。ちなみにLEMFの聞きたい曲投票はこの曲に投票しました。
小結 カルマの坂
細かいことはいいから早く聴かせて
関脇 PRIME ・ 見つめている ・ リビドー
推しバンドを追いかけライヴハウス通いまくってた頃だったので初期岡野のハコが似合いそうな曲で暴れたくてたまらなかった。あの時君は若かった。今はそこまでの体力がない。殺せ。
大関 Anotherday for 74ers
突然の74。めっちゃ格好いいじゃんこの曲。もうやる機会ないかと思うと残念でならない。なんかしら適当に理由付けてやってくれ。「おかのくん Twitterやめて74カ月きねん」とかでいいから。やってくれ。
というのも、BBQつま恋(2013)に行った時にまさかやると思ってなかった「愛が呼ぶほうへ」を演奏してくれて、文字通り膝から崩れ落ちた。そしてしゃがんだのをいいことに私の前に立ってた相方のスカートの中を覗いた。記憶はここで途切れている。
「聴くまで死ねない」なら聴けたことだし死ねよとセルフツッコミを入れたくもなるが、まだ死ぬまでに聞きたい曲が増え続けているのでオードリーの漫才よろしく「ヘヘヘヘェ~~~^^」とごまかしておくことにする。
横綱 LIVE ON LIVE
やっぱり∠で見たのは夢だった気がする。現実味がない。もう一度やってください。
2014年~2015年ごろ
LEMF、惑ワ不、ダイキャスに参戦。
まどわずでPRIME聴きたいと各方面に口うるさくもらしていたら、本当にやってくれた。その場で5mくらい飛んだ。
でもメドレーだった。おのれメドレー絶対に殺すマン!!!!!!!!!!
でもラビュー・ラビューが聞けて嬉しかったので半殺しで許すマン。
あ、ポストマンはダイキャスで一生分聴きました。
十両 ビタースイート ・ ロマンチスト・エゴイスト
私の中でのレア曲ツインタワー。
前頭 憂色~Love is you~
はやくうたって岡野君の成長を早く見せておくれ、という老婆の気分。
小結 カルマの坂
カルマの坂、そろそろ諦め入る説
関脇 Regret
アレ?アレ?やらないの?そろそろやらないと一度もやらないままレア曲殿堂入りしちゃうよ?なんで?と気付き始めた頃。
大関 n.t. ・ 朱いオレンジ
闇<ダーク>岡野シリーズ。そのレア度ははぐれメタル並。気づけばもう10年ほど演奏されてないのでは…
横綱 LIVE ON LIVE
もはや解説の余地なし。
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2016~現在
ふぁんだわ5、THE WAY参戦。ダイアリーが再び聞けてガチ感涙。横浜リリーもずっと聞きたかった勢。
ふぁんだわにてロマエゴ全曲披露というチート試合を繰り広げてくれたおかげで、長年の夢である憂色、ロマエゴが聴けた。
もうこの世に悔いなんてない…という境地に至ったはずの現在聴きたい曲番付がこちらです。
十両 愛なき・・・
前頭 愛なき・・・
小結 愛なき・・・
関脇 愛なき・・・
大関 愛なき・・・
横綱 愛なき・・・
結論:愛なき…聴きたい
Part timeな関係
某大晦日高視聴率歌番組に今年も担当様(ポなんとかさん)が出演しない事実に悲しみを抱いています。
あの年に一度の大舞台でTHE DAYもしくはLiARもしくは真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせを歌っていただきたかった。
今年も元旦配達に間に合うことのなかった年賀状をピロピロと書きながら今年最後の彼らの姿をこの目に収めたかった。
暖かいこたつに肩まで入りつつ、アウトロで「今年はカープが優勝しました!来年こそ日本一!」などと曲に全く関係のない事を叫ぶであろう岡野昭仁を拝みたかった。そしてそれを横目で見ながら「何言ってんだこいつ」的な顔をしている新藤晴一に鼻息を荒くしつつそのまま年越しCDTVでほろ酔いになってしまったおふたりが司会のエグのザイル的なお兄さんに今年はどういう年にしたいですかと尋ねられ「普段は仲悪いですが今年は仲良くしていきたいと思います」などとぬかすさまを見ていたかった。
今日はAAAだったんですよね。とても行きたかった。今年最後の生ポルノチャンス(エロくない)(いやちょっとはエロい)だったのに…ここ5年間は毎年なんらかの形でライヴ遠征していたというに…寂しさと切なさと糸井重里…
いや、~と~と糸井重里とかいう若干古いネタを今更言ってる場合じゃないんですよ。
ききました?ニューシングル。LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ。
私はね、嬉しいですよ。こんなにハイペースにここまでハイクオリティで濃い楽曲を放出してくれることが。
今年ももう1か月で終わるで~とかいう冗談も恐ろしいですけども、もう気づけばリリースから一カ月が経とうとしている事実のほうがよっぽど恐ろしい。何が恐ろしいってこんなに素晴らしいシングルを出したのに、
世間様が全然気づいてくれてない!!!!
某タモリステーションというのはやっぱり偉大な番組なのですね…若干今回地上波露出が少なかったので(これからじわじわ出るみたいでありがたいです)スーパーライブでもぜひ今作の演奏をお願いしますアミューズ様。私には何ができますか。株ですか。株を買えばいいですか。お歳暮送ればいいですか。とらやの羊羹差し込むか。
表題曲二曲のすばらしさは周知頂いてるかと思うのですが私と致しましては、c/wの「parttime love affair」、こいつがとんでもねえ爆弾でありました。こういっては言葉汚いのはわかっておりますが、クッッッソ良い。
「やだよ」の三文字をあんなにも年下の男の子感と切なさを含ませ声だけで甘く表現できる42ちゃいの男性いませんよ。
そして何より、LiARでも改めて実感させられた「新藤晴一の描く美しいフィクション」の世界が存分に発揮されすぎている。
毎度のことながら彼の歌詞は、しっかりと場面を連想させる土台にMugenの解釈の余地を混ぜてこねて絶妙なヒントをエッセンスとして加えてレンジで6分600ワットです。(?)
たった5分弱の中で歌われる言葉だけで、聴き手の数だけ物語を生み出させる新藤プロ。今回も多数のご意見を生んでおりましたね・・。
以下、個人的見解
タイトルにあるように「Part time」=限られた時間しか一緒にいられない相手との「love affair」=情事、浮気という意味も。
love affairなんて危ない香りのするタイトルでありながら、歌われているのは「恋愛対象として見てもらえない」主人公の切実すぎる恋心。ハイ、憎い!新藤晴一ニクいよ!!!こんなの胸にきゅんと来るにきまってるじゃないですか。
音としてもトランペットなんか使って、いかにも東京って匂いのするBarに似合いそうな大人なサウンド。新しいんだけどもどことなく懐かしい香りがするアレンジなんですよね。聴いてると肘をついてアンニュイなため息を吐きたくなるような。
そして主人公が恋をするのは、きっと年上の、既に婚約者のいる相手のように私には思えるんですわ。結婚してる相手でも意味は通るけども、それにしては相手と「あいつ」の関係がアダルティでアツいイメージ。車を降りてすぐ電話をかけたり、ワイングラスを交し合うオシャレな相手と考えると、夫婦というより婚約者のほうがイメージに近いかなと。
一貫して登場し続ける「車」というモチーフから、この主人公はアッシー君なのでは?とも考えたね…
恋愛に発展することがないのを知りながらただひたすらに送迎だけを続けるアッシー君。もうね、懐かしみあるよねこの単語だけでね。年齢がね、バレるね。
まあアッシーまではないにしても、相手と「あいつ」の中で自分の存在を「ワインの話題」として共有されている、つまり恋愛対象としての警戒すらされていないことを知った上で、それでもあなたとの関わりを持っていたいと、「Part time」だけの存在になることを選んだ主人公。限られた時間の中だけで逢瀬を重ねる関係。
そもそもこの二人の関係、『君』の主導権の上で成り立っているよね。「『君』が許してくれた関係」でしかいられない僕。
「電話をかけちゃやだよ」の懇願、「間抜けな(僕の)まなざし」、なんかから、年下感が感じられてつらい。
「Make me dream again」もいい味出してる。
君に決まった相手がいると知る前の僕が見ていた夢を、もう一度見させてほしい、と、「Make me dream again」。
ひとこと聞かせて欲しいのは、君の言う「Make me dream again」。私には相手がいるけど、もう一度あなたと夢が見たくなったわ、という言葉。同じ英文で二度美味しい。グリコか。
そしてこの主人公は、相手の気持ちがこちらに決して向くことがないことを痛いほどわかっているんだなあ。
サビ前の歌詞、
「僕らのルールを忘れてさ 『帰したくない』そう言えば」
こう来たらこの流れ、こう続けることもできると思うんだ…
「君は微笑んでくれるかな」もしくは「君はどんな顔をするだろう」
こんな風に、そこに期待を含む展開もありえたはずなのに、新藤晴一ときたら、
「困った顔で笑うのかな 『指切りをしたでしょ?最初の日に』」
アーーーーー。もうだめだ。望みがなさすぎる。相手の返事なんてわかりきってるんだろうな。むり新藤晴一最高。
だからこそ、「もっと早くに出会えていたら」という思いは「つまらない」ものだし、
「仄かな期待が見せる黄金の幻」は泣けてくるんでしょう…可哀想この子。誰か抱きしめてあげて!!!
それから、歌詞カードを見ると目につくのが「W」の文字。
こうやってさ、CDを買って歌詞カードを読まないとわからない仕掛けっていいよね。
「W」の文字だけが活字ではなく手書き風に刷られているんですよ。
フロントガラスに主人公が指で書くWhy?の生々しさが増してる感じがしてたまらない。
この一曲を通して歌われる「Why?」という言葉。
降りしきる雨の中、車内に残された主人公の切実な「Why?」が増えていく描写は必見であります。
もういいから歌詞カード見て。買って。頼むから。私には伝えきれないから(突然の放棄)
「増えていくW」という表現、もしかしたらWhy?だけじゃなく、When?Where?Who?What?いろいろな「W」をのせているのかな。
いつ誰と何処にいて何をしてるの?そんなことも僕には知る由がないんだ、って。
余談ですが、新藤プロは曲先で、仮歌詞をのせて曲を作るのですが、この「Why?」は仮歌詞の時点で出てきていた模様。「作曲家の俺が、作詞家の俺に、これ(この歌詞)は残せ!使え!」としきりに言ってきたそうな(つべ生配信参照)。超ナイス、作曲家の新藤。
今回、手書き「W」だけじゃなく、歌詞カードにだいぶ凝ってるくせにしょうもない(褒めてる)大きな仕掛けを作ってくれたの本当にうれしかった!!詳しくはシングル初回盤をお買い求めの上ご参照ください!!
そしてラストのほうの歌詞もまた、語りつくせない魅力が詰まりにつまっているんですわ。
気になったのは、「君はそうか Wのマーメイド」という部分。
ここどうしてもわからないんだけど、マーメイドの話を考えれば、マーメイドなのはどちらかと言うと主人公自身なのよね。
恋した相手である王子の為に、声と引き換えに人間の足を手に入れた人魚姫だったが、他の娘と結婚することになった王子を声を出せないが故に止められず、相手を殺せば自分が助かったものを、ついに王子を殺せず、代償として自分は海の泡となって消えてしまった、というのが(超絶ザックリな)人魚姫のお話。
ここになぞらえるならば、婚約の決まってしまった相手を無理やり引き留めることもできず、Wの海底に沈んでいったのは主人公のほう。泡となって消えた人魚姫のように「泡のようにはじけてくWhy?」を量産するわけです。
2番ではWhy?のせりふが「声にできず消えて」いっているし。
まあ、普通に考えれば失意の中Wの海底に沈んで行ってしまった主人公の周りを、翻弄しながら華麗に泳ぐイメージとしての「マーメイド」なんでしょう。ただその裏側にはサブリミナル的に本当の人魚姫のお話が隠されてるかもしれないね。
マーメイドの「M」をひっくり返せば「W」になってしまうもの。
とここまで考えて、さすがにこれは考えすぎだよなって反省しました。
ただ、考えすぎなところまで考えさせてくれるのが新藤晴一の歌詞なんだよ!!!わかる!?!わかる!?!?血!!!(ex千尋)
あの毎度のことながらまとまりはないんですが、とにかく皆様、
現在好評発売中のポルノグラフィティのニューシングル「LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」をお買い求め頂きご堪能ください!!!!表題曲もカップリングも最高です!!!!
Perfumeで好きなPV5選
PerfumeのPVはどれも素晴らしいですが個人的に特に好きなやつをただ列挙します。曲の好き度に関係なく映像作品として選んでみました。
延々曲を挙げるだけというブログの内容としては最も雑なブロガーの風上にも置けぬ更新です。
開始早々に女神が舞い降りる名作。
アパレルブランドとのコラボ要素が強い作品だけどもそんなの関係ねえ。
まさしく彼女らのナチュラルでビューティでベーシックな表情が堪能できる。もう画面からいい匂いしてきそう。
普段の彼女らは衣装っぽい衣装(?)で拝見することが多いので、こういう普段着ルックはひたすらに妄想力を掻き立てられて非常に捗る。
映像全体白を基調としたシンプルイズベストなコンセプトで進んでいくが、ちょいちょい出てくる小物やらショウウィンドウのディスプレイにセンスが感じられて見飽きない。
空港でしか見たことない「動く歩道」的なものが出てくるのだけどダンスとの相性が抜群です。見ればわかります。みんなも空港でフリコピしよう(怒られる)
●スパイス(dr.島田大介)
賛否別れるPVらしいですが私は最高位レベルで好きです。
島田監督の映像は休日にヘッドフォンを首にぶらさげてアヒル口でスタバをすする系女子の好みを熟知していやがる。
丸襟付きのワンピースに白タイツを履いてアンデルセン片手に水曜日のアリスに通い詰める系女子かもしれない。どっちでもいい。
スモーキーなピンクの気怠くも可愛い世界。テーブルの上にはパンケーキやらスイーツやらフランフランに売ってそうななくても困らないけどあったらお洒落気分になれそうな自分では買わないけど誕生日プレゼントで貰ったら嬉しい類の雑貨など、女子のキュンポイントを抑える小物でいっぱいである。
パウダリーでファンタジーな空間演出もさることながらストーリーも面白い。
個人的には、退屈な空間から好奇心をもって扉を開き、世界を鮮やかに色づけるまでの過程とその末路のおはなしだと思ってる。ラストカットまで注目。
そしてなにより3人がゆるふわ可愛い。おフェロい衣装でゆる巻きヘアのゆかちゃんで私に300のダメージ。ティウンティウン
●Pick Me Up(dr.児玉裕一)
冒頭の芝居が慣れてなさそうで初々しみある。可愛い。
しかしその芝居で泣かされることになろうとうはこの時誰も知りえなかったのじゃ。
夜の新宿を歩く3人。しれっと登場するOK GO。それはさておき三人とも夜のトウキョーが似合ういい女になったものだ。
突然体が浮かび不思議な世界に飛ばされる3人。謎空間の中で3人はそれぞれマネキンとして閉じ込められた自分自身に出会う。
儚げに見つめあうあ~ちゃん×あ~ちゃん、かしゆか×かしゆか、のっち×のっち。なんだこの感じは。新ジャンルに目覚めそうである。
そして自分自身を見つめ、抱きしめ、手を取り、その世界から必死に救い出す。自分を認め愛すること、自分自身を救えるのは自分、といったところでしょうか。それぞれの表情が迫真でちょっと泣けてくる。同時に謎の興奮。
このPV、伊勢丹とのコラボとのこともありCG演出もセットも衣装も豪華絢爛で見ごたえ抜群である。濃い目のパティーン。
なによりのっち様の美人度がえぐすぎる。萌え袖たまらん。
●Spring of Life(dr.田中祐介)
言わずと知れた名作PV。作品中、Perfumeの三人はロボットということでいよいよPerfumeはアンドロイド説濃厚になってきた。皮膚の内側が機械になってるのってCGじゃなくてガチなんでしょ。そうなんでしょ。
光る衣装というのはPerfumeのイメージにぴったりで素晴らしいですな。これをライヴでも再現したってんだからぱふゅチームは恐ろしい。
この世界では3人はロボットとして制御されている。でも次第に心をもち、外の世界に期待を抱くようになる。
機械的だった動きや表情が少しずつ人間味を帯びてきて、最後にはリップを塗ったりネイルをしたり、恋のときめきや憧れをもって外の世界に飛び出そうとする。のっち、かしゆかが、あ~ちゃんの背中についたコードを引き抜き、いざ外の世界に出ようとした瞬間、あ~ちゃんのみならずかしゆか、のっち、さらに制御装置までもが全停止する。稀に見る鬱展開である。
色々と解釈が囁かれてるでしょうがこれってつまりあ~ちゃん(に限らずだれか1人)の停止はPerfumeの停止、ひいてはPerfumeチーム全体の停止ということですかね。すごい設定だな。
長年連れ添ったなつかしのロボット犬AIBOが壊れて慌ててメーカーに連絡するもメンテサービスすら終了してたみたいな切なさイズある。
●FLASH(dr.田中祐介)
シルエット萌え族が喜ぶPV第一位を獲得。
光と影の対比というシンプルな演出ながら、3人の持つ美しさと強さが存分に引き出されている。
というよりこの3人ではないと成り立たない映像美とすら思う。背景ただの壁だぜ。なんでこんなかっこいいんだよ。
しかも「現在」の彼女らにしかない刹那的な美。この先にどうなるかは知らんが、デビュー当時より垢抜けて、数多の困難を乗り越えてきた今の彼女らだから持つ強さと一体感みたいなのが生々しく出てる。露出は少ないのに独特の色気がある衣装もよい。
おいおい動きの一つ一つが芸術作品かよと言いたくなる。是非その動きで蹴り殺して頂きたい。役者よろしくライトセーバーで殺陣(?)決めててかっこよすぎてちょっと漏らしそうでした。彼女らにかかると荒ぶる鷹ポーズさえ芸術。
ということです。偉そうに述べてまいりましたがぱふゅに関しては永遠のにわかであると自負しています。ちなみに大好きです。
さて、こちらの「FLASH」さらに「Pick Me Up」収録のニューアルバムCosmic Explorer好評発売中です。もう私アミューズの犬でいいわ。ワンワン(理性)
ハネウマライダーを褒めちぎる
先日キリンビール×ポルノの特集を見て私はもうキリンビールさんにこの身を捧げようと思いました。
今すぐにでも私の中を駆け巡るこの血液をGRAND KIRINに変えてほしい。
GRAND KIRINになって宵の口、上機嫌なおふたりに飲まれて吸収されゆきたい。
真昼間からビールクズなおふたりに飲まれて酔わせたい。
叶うならば私は岡野さんの内側から働きかけて目じりのしわを伸ばして差し上げるよ。
なんなんだあの多幸感あふれる写真は。ユートピアか。人類最後の楽園なのか。モルディブか。
http://natalie.mu/music/pp/grandkirin03/page/2
貼っておいた。いつか心が荒んだ日に見返す。
これでビールのCMタイアップ取ってくれたらぼかぁGRAND KIRINを箱買いするよ。
懐かしいね。ポカリの抽選が懐かしいね。全然当たらなかったよね。
とはいえ私はポカリライブの頃まだファンではない。騙されたか。いかにも古参ぽいだろう。
だって私はまだ14ちゃいだから…><
ファンがこぞって隙あらばポカリを購入し抽選権を奪い合っていたのももう10年前になるんだね。
そう忘れもしない2006年、あやせはるかちゃんがおっぱいを揺らしながら跳ね回るCMにみんな見入ったものだよね。
はるかちゃんのBODYにRE・BODY(意味深)されたいだけの人生だった。
しかしハネウマライダーという曲が生まれて10年になるなんて私は信じない。
だけれどもメンバー二人の老kゲフッゲフッ 歳の重ね方を見ると信じざるを得なくなってくる。
呼び方も「昭仁さぁ~んvV」から「岡野さん」になるわけだよね。
「vV」の認識が「はーと」から「ヴィレッジヴァンガード」に変わるわけだよね。10年も経てばね。
なんでこんなくそしょうもない前置きを書いてしまうのかはいまだ解明されていないけどとにかく名曲ハネウマライダーを褒めちぎりたい気分なので褒めちぎります。やりたいときにやりたい事をする。これぞロックンロールだぜ(メロイックサイン)
続きを読む「THE DAY」HAS COME(物理)
THE DAYの円盤が早く物理的にハズカムしてほしい。
それにしては最近ポルノ情弱すぎてざでいのリリースが「えーと…来月?」な気持ちですらいたのでもう今週リリースという事実がいまいちのみ込めていない私です。しかも昨日気付いた。あたまがおかしくなりそうだった。
渾身のウェディングソングとやらが聴けるそうですが私がそれを式場で聴ける日はいつ来るんでしょうか。来ませんか。最終手段家の猫♂と結婚式でもあげるかな。カツオ節シャワーでお祝いしてね(猫まっしぐら) ポロリポロリと髭を弾いてる猫は俺の嫁・・・・
というわけなんで今よくよく考え直したらちょっと待て明後日か。明後日なのかフラゲ。さすがにもっと後だと思っていた。えっと本当に今気付いた。死ぬ
さっき今週リリースって書いてるのにそれに今気付いたってもう一週間の感覚がバカになっているとしか思えない。今週っていつだよ。今週だよ(?)
時間の感覚というものは本当にでたらめですね。私はぱのよんがほんの去年終わったように感じています(認知機能の心配)ドクもびっくりだよ本当によ。
冒頭で早くハズカムしろ的な事を書いたのに今や明後日手に入る事実が恐ろしいよ。
さて突然ですがヒロアカを録画で毎週見てるんですけどこないだたまたまマッマも一緒に見ていて、
OPの某なんとかグラフィティの曲を聴いて、マッマが一言「『少しも変ではないの』の、『の』(語尾)って、面白いね。この曲の主人公女の人なの?」
って言ったんですわ。
我が母よ、私は紛れもなくあなたの子供だよ・・・
そこに目えつけますか母よ。さすがかよ。
なんだかこうして10年近くポルノを見てきて「フッこれは新藤節やな」「ククク、出た、このリズムパターン」などとファンなりの歪んだ考察と固定観念でしか聴けなくなっている私にはファーそう来るか!としか思えなかった。
んでその一言でクソこじらせポルヲタ新藤厨はなんとなく考えたのだ。
「THE DAY は誰目線の歌詞なのか?」(今更感)
たしかに曲全体の雰囲気から察するに、この歌詞はきっと不条理や不平等や冷たい現実とかそういった種類の苦難に晒されながらもそれに立ち向かう人間の物語だと考えられるのに、「少しも変ではないの」なんてそんな現在進行で戦ってる人間が言いそうなセリフ、口調じゃない。確かに年上のお姉さん(エロい)の助言っぽい。
さらにクソこじらせサブカルきのこヘアー喪女ポルヲタ新藤厨は考えた。
「あなたを責めているわけじゃないんだよ」「そこで思い描いたことまで恥じるのかい?」
「それでも行くというの?」「その目で見たモノだけ信じていたいけれど」
うむ、このあたりを見ると曲の主人公の語りじゃなくやっぱり主人公に語りかけているような…
なんだろうこの雰囲気、新藤先生作詞で言うVenus Say..のような、そう、神目線!神目線!?
うーんでもそれにしては主人公との距離が近いよなあ。
そしてクソこじらせサブカルバンTの生田斗真とデートしたい喪女ポルヲタ新藤先生神推し厨は辿り着いた。
ああなるほど。これは未来の主人公からの言葉なんじゃないかな(ピコーン!)
出だしサビ、ラストサビは情景描写というか説明的な「起」と「結」な雰囲気が強いし「ここは地獄じゃなくて…」のあたりは今の主人公の想いが強いような気もするけど。
「本当は怖いんじゃないの?」とか、それを乗り越えた先の未来の自分からの半ば挑発的な問いかけな気がしておるのじゃ…
きっとその時の主人公はまだ弱くて、迷いもあって、奮い立たせる何かがなければ前に進めなかったかもしれないんだな。
「少しも変ではないの」と上から優しく語りかけられるのは成長した後の自分自身だから…と考えると妙に納得してしまった。
「踏み出すその一歩一歩が変えていける」と言いきれるこの助言者はたぶん、戦い抜いて現実に打ち勝った後の主人公その人だ!
そういえばヒロアカ1話冒頭で「これは僕が最高のヒーローになるまでの物語」的な事を出久が語っていたな!!
つまり彼も不条理な現実に努力と信念で打ち勝って乗り越えられたってことじゃん…?おかあちゃんはうれしいよ…
ってそれに気付いた瞬間あっこの解釈たぶん通るなって謎の確信を得た(?)
タイアップ先のストーリーや世界観と絶妙に絡めてくるの本当上手いしニクいからマジでやめてほしい嘘最高。このくだり毎回言うね。
アニメとの相性抜群だと前の記事でも書いたがこの40過ぎのおじちゃんたちはこんな少年漫画的なロマンをその年までずっと持って突き進んできてるんだと考えると本当に頭が下がる。
高校の文化祭のステージでギターを手に見た夢を、男のロマンってやつを、時には薄目を開けて現実を見そうになりながらもギュッと目をつむって、私たちに届けてくれるんだなあ…後光差してんなあ(ヲタビジョン)
THE DAYのダイレクトマーケティングブログみたいになってるけどあながち間違ってないわ。もはや否定できる要素が見当たらないわ。
だってTHE DAYめちゃくちゃ格好いいんですもの…
メロディもアレンジもイマっぽい音になってるし、普段ポルノの曲ってわりとストリングスが際立ってるイメージがあるんだけど今回はギターの音が粒立ちお米なんだよ。いやストリングスももちろんいい仕事してんだけどさ。
ポップスよりはバンド色が強く感じるからこれライヴでめっちゃ映えるやつ。ワンモアタイムもそうだったけど生演奏で再現してもバリマックスかっこいいよ。語りたいけど音源手に入れてじっくり聴いてからにするわ。てか私が言うより聞いたほうが早い(当たり前)
というわけでお納めください。
さあさあ皆さん!!アニメ「僕のヒーローアカデミア」OPテーマ、ポルノグラフィティのニューシングル「THE DAY」ぜひ皆様お聴きください!5/25リリースです!!!!よろしくお願いします!!!!!ちなみにSMEの回し者ではありません!!!!私も明後日フラゲします!!!!!!よろしくお願いします!!!!!