merry go round

文章を書くのはあまり得意ではありません

ハネウマライダーを褒めちぎる

先日キリンビール×ポルノの特集を見て私はもうキリンビールさんにこの身を捧げようと思いました。

今すぐにでも私の中を駆け巡るこの血液をGRAND KIRINに変えてほしい。

GRAND KIRINになって宵の口、上機嫌なおふたりに飲まれて吸収されゆきたい。

真昼間からビールクズなおふたりに飲まれて酔わせたい。

叶うならば私は岡野さんの内側から働きかけて目じりのしわを伸ばして差し上げるよ。

なんなんだあの多幸感あふれる写真は。ユートピアか。人類最後の楽園なのか。モルディブか。

http://natalie.mu/music/pp/grandkirin03/page/2

貼っておいた。いつか心が荒んだ日に見返す。

これでビールのCMタイアップ取ってくれたらぼかぁGRAND KIRINを箱買いするよ。

懐かしいね。ポカリの抽選が懐かしいね。全然当たらなかったよね。

とはいえ私はポカリライブの頃まだファンではない。騙されたか。いかにも古参ぽいだろう。

だって私はまだ14ちゃいだから…><

ファンがこぞって隙あらばポカリを購入し抽選権を奪い合っていたのももう10年前になるんだね。

そう忘れもしない2006年、あやせはるかちゃんがおっぱいを揺らしながら跳ね回るCMにみんな見入ったものだよね。

はるかちゃんのBODYにRE・BODY(意味深)されたいだけの人生だった。

しかしハネウマライダーという曲が生まれて10年になるなんて私は信じない。

だけれどもメンバー二人の老kゲフッゲフッ 歳の重ね方を見ると信じざるを得なくなってくる。

呼び方も「昭仁さぁ~んvV」から「岡野さん」になるわけだよね。

「vV」の認識が「はーと」から「ヴィレッジヴァンガード」に変わるわけだよね。10年も経てばね。

なんでこんなくそしょうもない前置きを書いてしまうのかはいまだ解明されていないけどとにかく名曲ハネウマライダーを褒めちぎりたい気分なので褒めちぎります。やりたいときにやりたい事をする。これぞロックンロールだぜ(メロイックサイン)

自分の文章が長ければ長くなるほど読み返す気もしなければ後で見たところでウワなにこのキモヲタ文きっしょ~、消そ~

ってなるのにいつも長くなるのはなんででしょうか。それはね、お前のことが好きだからだよ(モテる)

ハネウマが10年前と前述したが、正確にはリリース日は2006/6/28らしい。

ウィキによると初動11万枚、今じゃなかなか考えらんないね。

最終は20万越えはしてたと記憶しているけど数年前に見た情報なうえ定かではない。

この後2007年頃からじわじわと携帯での音楽ダウンロード市場が伸びてCDが売れず業界全体阿鼻叫喚だったわけだけど、ポルノでいうとこの曲あたりがダウンロード世代直前の最後のヒットにあたるんじゃないでしょうか。

ちなみに最近CMタイアップがなくて比較対象にはならないけど、最近のヒットであるオー!リバルの初動で2.5万枚らしい。エグい。

その頃のポルノといえばやっぱり勢いがあったよね。

ベスト盤のころなんて世間的に見ればまさに絶頂期。

飛ぶ鳥を落とす勢いとはこの事っていうイメージだしもう鳥どころか軽く飛行機落としてたと思う。

世間の人気を保ったまま、改めて「ヒット曲を」と制作されたのが06年、ハネウマライダー。ヒヒーン。

まず。

インタビュー等で「ヒット曲を作ろうと思ってチーム一丸となって制作しました」とよく語られているこの曲、

チームの狙い通り「ハネウマ」は立派なヒット曲へと成長したわけだけど、まずその発想に私は賛辞を送りたい

ミュージシャンがヒット曲を出したいのは当然のこととしても凄い。

二人になったポルノとして、次のステップに進むために、各々アゲハ蝶、サウダージ、メリッサで止まっている「ポルノ」のイメージをアップデートしなければ、と、ざっくり言うとこんな理由らしい。格好良さ。

実際Windows2000がXPになったくらいのアップデート感ある。起動音がいいよね。

ただし実際にヒット曲を作ろうとしてヒット曲にするのは簡単な事ではない。と思う。

CMタイアップというのはほかのタイアップに比べても多くの人の耳に入る事が多いから誰もが知っている曲になりやすい。

だからといってどんな曲でもいいとは限らないわけで、ポルノはこのタイミングの曲にキャッチーさを詰め込むのが

非常に上手いんだと思うんです。

作詞:晴一、作曲:akという当時のゴールデンコンビとでもいいましょうか、これぞポルノという組み合わせ。

キャッチーなようでいてこのメロディ実は難解で、歌詞のあてかた含めて、昭仁さんの滑舌の良さが存分に引き出されてるし、

思わず歌いたくなるような言葉の詰め込み方が面白い。でいずおぶざせんちめんたるなんてあのサビメロに入れようと思わないでしょう普通…

そしてそう、歌詞!

もう語りつくされているとは思うけど改めて言おう、最高だ(アヘ顔)

英単語を散りばめた歌詞は句読点入りで綴られていて、字面でみると良い意味で違和感を感じる。

そしてこの歌詞の魅力は言うまでもなく、主人公の乗るバイクが少しずつ出来上がっていくという構成の上手さにありますね。冒頭はこう。

《新たな旅立ちにMotorbike、オンボロに見えるかい?/Handleはないけれど、曲がるつもりもない。》

Handleないとかヤバい。破天荒。ノブシコブシ

これが二番に入るとこうなる。

《Mirror取り付け、見つめた後ろに寄り添う人。/海が見たい、と言われたからHandleきって。》

なんでやねんHandleついてまんがな。無かったんと違いまっか~!?という感じですが違うんです素人にはそれがわからんのです。

この流れのヒントが次のメロディにのって歌われる。

《大切なものを乗せて走りたいなら、生まれ変わっていかなければねえ。》

ハァァァッ最高新藤晴一

大切な人に出会い、守りたいものができたために、自分勝手に進んでいたMotorbikeにHandleを取り付ける主人公。

そして「一人でいるなら勝手な速度で廻る」歯車が、「他の誰かと、例えば君と」触れ合って時間を刻む、と歌うCメロに続く。

なかなか感動的な構成である。そして新藤晴一節は非常に効いているにしてはわかりやすいシンプルさがあるよね。

このシンプルさもキャッチーさの一要因。

歌詞の視点が進行形で、まるで自分が主人公になってバイクに乗っているような臨場感。

過去からでも未来からでもなく「今」を語る歌詞だからこそ、当時のポルノにはぴったりだったんじゃないかなあ~

二人体制になって、まだまだやれるぞ、というか、わしらについてこい!という気合も感じるし、

それこそ「途中じゃ降ろしてやらないぜ。」と言ってくれているような。クソイケメン。実際ヴィジュアルもこの頃ドタイプでした。抱いてくれ!!!

つまりだ。

ポルノを追いかけていると忘れがちになるけど、ミュージシャンが活動を続けるのって簡単ではない。

こうやって、定期的にヒットソングを作れるからこそ次の活動ができるわけで、

特にポルノみたいにメジャーシーンで活躍してるバンドになると、「沢山のリスナーに聴いてもらわなきゃいけない」時期が出てくる。

だからハネウマは世間に対して、ファンに対して、「わしらまだまだ行くど~!」と宣言してくれた一曲だと思ってる。ヒットソング狙いである事も、歌詞の内容も。

「みんなに楽しんでもらうために曲を作っている」とは新藤さんの言葉。おそらく基本スタンスは「リスナーありき」。

つまり狙って書くことは全くいやしいことじゃなくて、むしろ素晴らしいと思うし、新藤先生もそういっていた(気がする)。抱いてくれ!!!

そもそも新藤晴一がこの頃ハマっていたのがバイクで、そのころ書いたのがこの歌詞ってところが本当に新藤晴一だし、限りなく新藤晴一(?)しかも見て?「生まれ変わっていかなければねえ。」の「ねえ。」とか死ぬほど新藤晴一じゃない???(?)

もうひとつ、この曲には褒めちぎりナデナデヨシヨシベロベロポイントがありまして、

そうですね、ライヴですね。

リリース以来ほとんどライヴの定番曲ともなっているわけですが、もうね、あのね、、あのイントロ流れた瞬間テンションあがると同時にライトに死を意識するよね。

楽しすぎる。飛びすぎる。タオルを回しすぎる。

ハネウマをライヴできくと、ポルノに「おかえり!」って言ってもらえたような気分になるし、あの圧巻のタオル回しの光景と楽しそうに演奏する彼らの姿が、非日常の向こう側に連れて行ってくれるような気がするやで。それでも遠くまで運んでくれるやで。

ライヴ終盤で演奏される率がとても高いのだけど、あの曲のコード感が持つ若干の切なさがクライマックスにぴったりで、また絶対ここに帰ってくるね、それまでまた頑張るね、っていう気持ちになるやで。

タオルを回しながらぴょんぴょんしているといつのまにか自分の席からズレていくあの感じ、ハンドル切って~で振りコピしちゃうあの感じ、アウトロで全力ジャンプの後タオルを掲げて、自分のタオルを持つ手を見上げると照明の逆光で影になるときのあの感じみなさんわかりますか???思い出しただけで最高じゃない????

私に限らずだと思うけど多くのポルノファンにとって彼らのライヴは、待ち焦がれた非日常の空間であって、普段の生活を忘れさせてくれて、最後には明日への活力を貰う場所だと思ってる。ハネウマはそんな気持ちにぴったり寄り添ってくれる一曲なんですわ…(※ただしMアワとかと並べて演奏されると格段に死に近づく)

ワンマンだけじゃなくフェスやTV番組でも今も変わらず演奏されるあたり、この曲が本物の「ヒット曲」である証拠だぜ。

10年経っても色あせないのはさすがだし、この曲を掲げたスタジアムライヴから10年経った今年、同じ場所でスタジアムライヴが見られるのは幸せなことですね。ハネウマに乗って本当に10年も走り続けてくれたんだなあ(おえつ)

太陽に映えるMetal Blueは青春の色ですね。ポカリの色とか言わせねえ。まだまだ遠くまで運んでくれ~~~(;;)

毎回こういうの書くけどまとまりがなさすぎるにも程がある。思いつきのノープランで書いているからだ。妖怪どうたろうかしゃんだ。どうしてやろうか~どうしてやろうか~この中途半端なブログをどうしてやろうかッツシャァァ~

何が言いたいかってつまり、浜スタでまたハネウマライダーンサーズ出してセクシーに踊ってくれってこった。

さもなくば観戦席からボード演出で「次はデッサン#1」みたいな壮大なネタバレカンペ出すぞ。